ちょうたんやりしあい
長短槍試合
太閤記




(北野やぐら・小屋根欄間左面)



長短槍試合(羽柴秀吉)

織田信長が酒宴の席で「いったい槍というものは長いのが得か?短いのが得か?」と尋ねた。槍術教師は短い槍が得だと言い、羽柴秀吉は長い槍が得だと言った。すると織田信長は「二人に足軽を50人ずつ与えるから3日間訓練した後、試合をしろ」と命じた。槍術教師は3日間、50人の足軽に槍術を教え込んだ。一方、羽柴秀吉は槍の稽古なんか一切せず足軽達に毎日酒宴を催し、そのチームワークで羽柴秀吉が勝利した。









北野やぐら / 小屋根欄間左面