こうしんどうのにぎわい
庚申堂の賑わい
和泉鳥取伝承記




(上記写真は和泉鳥取やぐら・小屋根桝合正面)



庚申堂の賑わい

庚申堂は慶長10年/1605年、浄稔上人によって開基されたと伝えられています。「庚申の日」は十干十二支が一巡する60日に一度やってきます。この日の夜、人間の体にいる三尸(サンシ)と言う虫が体から抜け出し、その人が犯した罪過ちを帝釈天に報告し、帝釈天がその人の寿命を縮めると言われています。そこで庚申の夜には青面金剛童子を祀り、徹夜する習慣が広まりました。和泉鳥取にある庚申堂は毎年2月の「庚申の日」に庚申信仰の行事が行われています。



◎ 大坂府阪南市和泉鳥取付近の地図