おとたちばなひめ あらなみをしずめる
弟橘媛荒波を鎮める
4世紀前半




(岡田西組やぐら・小屋根桝合左面)



弟橘媛荒波を鎮める(4世紀前半・日本武尊)

第12代景行天皇の皇子、第14代仲哀天皇の父である日本武尊(ヤマトタケルノミコト・景行天皇2年-43年)は景行天皇の命で九州と出雲を平定(西征)、続いて東国の蝦夷の平定(東征)に向かう様に命じられる。東征中の日本武尊は海が荒れ狂い船が進めなくなってしまった。その時、日本武尊の妃である弟橘媛(オトタチバナヒメ)は夫の使命のために海の神に命を捧げ、荒波は静まり船は再び進む事ができました。




岡田西組やぐら / 小屋根桝合左面