じんぐうこうごう おうじんてんのうをへいざんす
古事記/日本書紀
(左記写真は和泉鳥取やぐら・大屋根桝合右面)
● 神功皇后 応神天皇を平産す(古事記/日本書紀) 神功皇后は夫:仲哀天皇にしたがい、三韓征伐のために筑紫にやってきた。その時、天照大神と住吉三神から神託(お告げ)があり、朝鮮半島に遠征するように求められた。しかし、仲哀天皇はこの神託を信用しなかったために急死する。住吉大神は神功皇后に対し「仲哀天皇がなしえなかった事を、その胎中の皇子がなす」と神託を下した。既に身ごもっていた神功皇后は胎内の皇子と共に朝鮮半島の新羅を攻め、制圧した。その後、筑紫の宇瀰(ウミ・福岡県糟屋郡宇美街)に戻って皇子(後の応神天皇)を産み、大和に帰還しようとした。しかし、仲哀天皇の遺児である香坂(カゴサカ)王と忍熊(オシクマ)王の抵抗を受けたが制圧に成功。母子は無事に大和へと帰還を果たした。 |
和泉鳥取やぐら / 大屋根桝合右面
自然田上東組やぐら / 大屋根桝合右面
市場やぐら / 小屋根桝合左面
男里南組 / 小屋根懸魚正面