やまとたけるのみこと きゅうしゅうせいばつ
日本武尊 九州征伐
景行天皇27年




(岡田西組やぐら・小屋根桝合正面)



日本武尊 九州征伐(景行天皇27年・日本武尊)

第12代景行天皇の皇子、第14代仲哀天皇の父である日本武尊(ヤマトタケルノミコト・景行天皇2年-43年)は景行天皇27年、九州の熊襲(クマソ)を討ちに行った。九州の熊襲建は大きな家を新築したばかりで、祝いの宴が催されていた。日本武尊は童女の様に髪を垂らし剣を懐に隠し宴に参加した。熊襲の中に川上タケルと言う首領がいて川上タケルが酔いがまわってきた頃を見計らい日本武尊は剣を取り出し川上タケルの胸を刺した。川上タケルは死ぬ前に自分たちの「建」の名をもらってほしいと願った。「建」とは勇敢な者という意味を持っていた。そして日本武尊は倭建命(ヤマトタケルノミコト)と名乗ることにした。




市場やぐら / 小屋根桝合右面



岡田西組やぐら / 小屋根桝合正面