泉南市・樽井戎福中やぐら抜魂式
- 平成19年2月11日日曜日 -


泉南市・樽井戎福中講のやぐらが「平成の大修復」を実施するのに先立ち、今日抜魂式と搬出が行われるとの情報を得、張り切って行ってきました。今日は6時起床、7時出発と言う段取りで原付バイクで行ってきました。


7時15分頃に到着、既にやぐらは樽井小学校入口へ据えられてました。
後から聞いた話では、どうやら6時30分頃にやぐら部屋から出たそうです。


何度見ても大きいやぐらですねぇ〜。


泉南市独特な「血」付きの大きい太鼓です。


戎福中講のやぐらは文化時代(1804年)・文政時代(1818年)から
元治元年(1861年)の間に新調された歴史あるやぐらです。


去年新調されたコマです。


コマの内側には「平成十八年十月吉日・戎福中講」と書かれてました。


抜魂式の準備が整いました。


お供え物の数々。


このやぐらは今年の秋には一体どの様な様相になってるのでしょうか?


講員の方々も揃いました。


8時過ぎから抜魂式が始まりました。


厳粛な中、抜魂式が行われてます。朝陽が眩しいです。 (*^_^*)


抜魂式が終わりました。これから搬出作業の開始です。


本幕、御簾掛が外され、後ろ台場も取られようとしてます。


本幕を取ってみると、
「昭和六十一年十月吉日 解体大修復完成」との記述が…。


縁障子ってこんな感じで畳む事ができるのですネ!


こんな裸の姿を見れる機会も中々有りませんよネ!。


「ナル」も取られてます。


さぁ、クレーンで持ち上げられようとしてます。


コマの前後に鉄棒をかまして、持ち上げる様です。


いよいよクレーンで持ち上げられようとしてます。


徐々に持ち上げられてきました。


コマと完全に離れました。


やぐらが空中を移動してます。


トラックに据えられました。


コマだけ居残りです。 (^^ゞ


ちょっとローアングルからの撮影です。
こうやって見ると、コマも大きいですねぇ〜。


樽井小学校隣のハイツ2階からの撮影です。
こんな場所でやぐらの搬出が行われました。


トラックに乗せられたやぐらが泉南市北野の味園建設への旅路を待ってます。


電線対策として、小屋根に人が乗って移動開始しました。


狭い道中を行ってしまいました。


コマだけ居残りで、やぐら部屋に押してなおされました。

しかしながら今日は3ヶ月ぶりにやぐらを見れてとても良かったです。
今秋、「平成の大修復」を終えたやぐらの勇姿を楽しみにしたいと思います。
ともあれ今日は寒い中、お疲れ様でした。
\(^o^)/