下出やぐら神上式
- 平成19年10月28日日曜日 -


今日は下出やぐら神上式(かみあげしき)の日です。今日を持って現下出のやぐらの御魂が抜かれ、深日へ嫁がれて行きます。非常に感慨深い日ですが、今日も5時45分起床、6時30分出発と言う段取りで自町若頭会のT君、K君と一緒に行ってきました。



6時50分やぐら部屋へ到着、既に沢山の曳き手とギャラリーが集まってました。
しかしながら下出のやぐらの提燈無し姿って初めて見ました。

下出 (しもいで・東鳥取四地区)
 ・新調:昭和61年 (同年9月7日入魂式)
 ・大工:吉岡利一氏
 ・彫師:木下頼定氏
 ・彫物:太閤記、根来合戦記
 ・本幕:不明
 ・宮入:波太神社


数分後、偉いさんの挨拶が始まりました。


予定の7時より若干早いですが6時55分、いよいよ出発です。


いきなり走り出しました。 (^^ゞ


田中外科前では黒田がお祝いに。


波太神社へ向けて曳行中です。


国道26号線黒田交差点(パチンコ屋前)に到着、しこるのかなぁって思ってたら、
向かいからバスが来たのであっと言う間に行きました。


波太小学校前にて鳥取中もお祝いに。
鳥取中は纏を持ってのお祝いでした。


もうすぐ波太神社です、僕は馬場先入りを見るために先周り。


馬場先前にはこの様な看板が掲げられてました。


7時25分、いよいよ馬場先入りです。


しこったり…、


走ったり…、


まわしたり…、見事な曳行でした。


ちょっとローアングルからの撮影です。


8時前にいよいよ参道へやぐらがやって来ました。


太鼓橋を越えて、いよいよ宮上がりです。


階段はもうすぐです。


階段を登りました。


見事な宮上がりでした。 \(^o^)/


でもこのやぐらでの宮上がりはこれで最後なんですネ…。 (>_<)涙!


梶台も盛り上がってます。


下出の曳き手全員で、御参りに。


御参りを終えて今度は青年団が音頭をとってます。


盛り上がってますネ!


8時15分、いきなり宮下がりしました。
前もって解ってたら先周りして待機してたのに…。


一気に宮下がりして参道を駆けて行きます。


再び馬場先をまっせーしてます。


まっせー、まっせー。


ちょっと休憩の様です。
どうやら拝殿前を掃除に行った感じですネ。


でもこうやって下出のやぐらをじっくり見たのは初めてかなぁ〜。


馬場先にも沢山のギャラリーが集まってました。


再び青年団によるまっせーです。


8時30分、帰町の様です。


一気に波太神社を去って行きました。


後ろからやぐらをオッカケしました。


サークルK阪南鳥取中店にて休憩です。


曳いてない時は、太鼓が盛り上がってます。


再び曳行再開です。


何だか行った事のない道へ入って行きました。
いわゆる"ところ曳き"の様です。


道が狭いので梶台も慎重に曳いてます。


クネクネ知らない道をやぐらに付いて行くと、国道26号線へ出てきました。


きのくに信用金庫尾崎支店前を右折。


再び知らない道へ入って行きました。


泉州銀行阪南支店前へ出てきました。


とぐち書店前です。


尾崎駅前です。


尾崎駅前を右折してオークワ尾崎店方面へ。


「龍神の湯」にて休憩。


はいっ、チーズ!


はいっ、チーズ!


またまた太鼓が盛り上がってました。


再び出発の様です。


またまた知らない道へ入って行きました。
案外、下出地区って拾いのですネ!


梶台も盛り上がってます。


10時50分、やぐら部屋へ到着。


これから神上式が行われる様です。


新調御寄附芳名板の上には「下出やぐら神上式」の垂れ幕が…。
普段は「やぐら新調」版なのに。


神上式の式次第です。


神上式の準備が整いました。


神主も到着し、いよいよ神上式です。
これでこのやぐらから御魂が抜かれるのですネ!


下出関係者はやぐらの正面に。


神上式を終えて、御魂が抜かれたやぐらです。
これから祝賀会が行われる様で、僕は近所の「グリル南海」へオムライスを食べに。


12時50分、やぐら部屋を出発です。


あれ?綱は下出ですが梶台や音頭は深日の方なんですネ!


太鼓も深日の方でした。


新しいやぐらを持って、どんな感じなんでしょうか?


先ほど休憩した「龍神の湯」へ到着。ここでトレーラーに乗せる様です。
まずは綱を切ります。


次いで本幕をはずします。


駒を取ってクレーンで運んでます。


こんな姿になってしまいました。


後ろをレッカーで持ち上げます。


梶台は深日の方が持ち上げる様ですネ!


トレーラーに乗せられました。


下出の方と深日の方が御挨拶。


いよいよトレーラーが動き始めました。
下出の方は一体どんな心境なんでしょうか?


13時45分、深日行きの片道切符を持ってゆっくりと進んで行きます。
僕も後を追うべく一旦箱作まで自転車で帰って、それから車に乗り換えて深日へ。


14時35分、深日のやぐら部屋へ到着すると、既にやぐらも到着済。
しかも駒まで既に付いてました。


深日2号のやぐらは新しいパートナーに対してどんな気分なんでしょうか?
一度やぐらに聞いてみたいですネ!


本幕も取り付けられました。


深日と下出が混合で梶台と音頭とってます。


でも微妙に深日と下出の音頭が違って…。


でも両地区で盛り上がってます。


最後に深日と下出が挨拶して下出の方は帰路に着きました。
僕もココまで見て帰路に着きました。

しかしながら今日は下出の神上式を堪能しました。
でもこれでこのやぐらとサヨナラと思うと微妙な気がします。 (^^ゞ
でも来年には立派なやぐらが出来てくるでしょう!
それを楽しみにしたいと思います。
今日は下出・深日の方々、おめでとうございます。
\(^o^)/




ちなみに、去る10月21日(日)に昇魂式を終えた先代深日1号はこの様な姿でした。


でも鬼板はちゃんとやぐら部屋に保管されてました。