大西町やぐら大屋根搬入
- 平成20年12月7日日曜日 -


大屋根改修のため、板谷工務店へ搬出済だった大西町の大屋根の改修が完了し、10時に板谷工務店へ引き取りに行くとの情報を得、「泉州の祭り」管理人:半田さんと一緒に板谷工務店へ行ってきました。家を8時45分に出発し、道中半田さんと合流、板谷工務店へ9時30分頃に到着したのでちょっと時間をつぶし、9時45分頃に再度板谷工務店へ。



大屋根は既にトラックの荷台に乗せられてました。


大屋根にビニールが被せられました。


9時50分、海老野の浜へ向けて出発しました。
僕も海老野の浜へ向けて出発です。


国道26号線畠中2丁目交差点でトラックに追いつきました。


中之庄交差点にて。
ココで、海老野の浜へ先周りすべく猛ダッシュ!


10時30分、トラックが海老野の浜へ到着しました。


ユニックを使って大屋根を乗せます。


準備中。


準備ができた様です。


大屋根が空飛んでます。


大屋根を乗せます。


一発で完了しました。


綺麗に大屋根が修繕されてます。


改めて、大西町のやぐらの詳細です。

大西町 (おおにしちょう・尾崎地区)
 ・新調:平成3年(同年9月8日入魂式)
 ・大工:見本圭介氏
 ・彫師:木下彫刻工芸
 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照
 ・本幕:梶内だんじり
 ・宮入:波太神社

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 正面:鳳凰、 後ろ:雲に鶴
・車板 − 正面:牡丹に唐獅子
・枡合 − 正面:天の岩戸、 右:神功皇后三韓征伐、 左:神武天皇東征 【日本書紀】
・欄間 − 正面:楠公父子桜井の別れ、 右:新田義貞 稲村ヶ崎に宝剣を奉ず、
      左:村上義光 錦の御旗奪還、 後ろ:楠正成 笠置にて後醍醐帝と謁見す 【太平記】
・柱巻 − 右:降龍、 左:昇龍
・小脇板 − 右:坂上田村麻呂 蟹退治、 左:素盞嗚尊 八岐大蛇退治
・幕板 − 右:巴御前 奮戦、 左:義経 八艘飛び
・兜桁 − 「大西」の文字
・犬勾欄 − 正面右:雷神、 正面左:風神、 右:波に千鳥
・板勾欄 − 正面:刀傷松の廊下、 右:大石内蔵助 吉良邸討入、 左:清水一学の奮戦【忠臣蔵】
・縁葛 − 波に鯉
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 松に鷹
・車板 − 宝珠を掴む青龍
・枡合 − 正面:牡丹、 右:牡丹、 左:牡丹
・欄間 − 右:後醍醐帝 笠置落ち、 左:後醍醐帝 隠岐より帰る 【太平記】
・太鼓周り − 瓢箪
・幕板 − 右:牛若 鞍馬山修業の場、 左:牛若 弁慶五条大橋の出会い 【源平盛衰記】
・縁葛 − 波に千鳥
【本幕】
・本幕 − 正面:「大西」、右:川中島信玄と謙信 龍虎相打つ、 左:宇佐見定行と山本勘助


姿見が綺麗ですネ!


真横から撮影。


改修された大屋根。何処を改修したか、全く解りません。


屋根のしなり具合をチェックするため、ちょっと曳行する様です。


海老野の浜を鳥取方面へ。


大屋根をチェックしながら曳行。


後ろ姿です。


ココでUターン。


ほんのちょっとの曳行でした。


海老野の浜へ戻ります。


後ろ姿です。


海老野の浜へ戻ってきました。
ギャラリーの方が沢山いらっしゃいます。


海老野特有のやぐらと青い空と海、絵になりますネ。


11時、やぐら部屋へ納庫する様です。


もっせー、もっせー。


もっせー、もっせー。



もっせー、もっせー。


無事、納庫しました。


まもなく白い布を被せます。


また来年の祭りでお会いしましょう。


やぐら部屋の扉が閉められました。
僕もココまで拝見して帰宅しました。

今日は、部外者の僕を温かく迎えて頂きありがとうございます。
板谷工務店までオッカケて、正直呆れてるかも知れませんネ。 (^^ゞ
でも無事、大屋根が改修されて良かったと思います。
今日はお疲れ様でした。
m(__)m