波有手組やぐら解体
- 平成21年4月19日日曜日 -


今日、波有手組のやぐらを解体するとの情報を得、行ってきました。今日は昼過ぎに管理人の甥の出産祝いに行く予定で、行くの止めておこうか悩みましたが、やはりやぐらを見れると思うと足か勝手に波有手組へ進んでました。当初、10時からの予定が13時に変更になり、「泉州の祭り」管理人:半田さんは行けないとメールがあり、ちょっと恥ずかしいけど1人で行ってきました。



13時15分頃に現地に到着、漁港付近の駐車場へ車を止めさせて頂きました。


やぐら部屋が開いてますネ!


既に作業は始まってました。


やぐらはやぐら部屋に据えられての作業でした。


久しぶりにやぐらを拝見しました。


まずは波有手組のやぐらの詳細です。

波有手組 (ぼうでぐみ・西鳥取地区)
 ・新調:平成2年 (同年9月30日入魂式)
 ・大工:岡川公一氏,章氏兄弟,柿野氏
 ・彫師:木下賢治氏
 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照
 ・本幕:不明
 ・宮入:波太神社

● 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 正面:飛龍
・虹梁 − 波濤
・柱巻 − 右:降龍、 左:昇龍
・小脇板 − 右:媼、 左:翁 【高砂】
・脇障子 − 右:頼光の木渡り、 左:酒宴の場 【大江山】
・兜桁 − 「波有手」の文字
・幕板 − 右:巴御前の勇姿、 左:義経八艘飛
・犬勾欄 − 唐子遊び
・板勾欄 − 右:狩場風景 勢子の活躍、 左:仁田四郎忠常 猪退治 【富士の巻狩】
・縁葛 − 牡丹に唐獅子
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 鳳凰
・太鼓周り − 頼朝の朽木隠れ
・幕板 − 右:村上義光錦の御旗奪還、 左:新田義貞 稲村ヶ崎宝剣を奉ず 【太平記】
・板勾欄 − 波濤
・縁葛 − 波に鯉


既に鬼板・箱棟は外されてました。


何やら大屋根上で作業してます。


これから解体されるそうですが、何処まで解体されるかも解らず…。
でも解体されるやぐらをレポする訳にもいかず…。
しかも昨日の寄合後、飲みに行って帰宅したのが遅かったので今日は眠くて…。
以上の理由からココまで拝見して帰宅しました。

祭り当日、修繕された波有手組のやぐらを拝見するのを楽しみにしています。
今日は部外者ながら勝手に御邪魔して申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。