尾崎宮本町やぐらメンテナンス
- 平成23年5月15日日曜日 -

※ 撮 影 デ ー タ ※
撮影条件	：	天気：　15時45分から16時51分
使用カメラ	：	CANON EOS 7D
使用レンズ	：	CANON EF-S 18-200mm IS LENS
撮影枚数	：	合計202枚　（5184 x 3456 pixel）
画像サイズ	：	720 x 480 pixel

小屋根を修復した尾崎宮本町のやぐらの御披露目会があるとの情報を得、行ってきました。今日は16時からと聞いてたのでちょっと早めに15時30分過ぎに自宅を出発、近所の駐車場へ車を止めて行ってきました。

15時45分、現地に到着。

既に半田さんや笛吹きオッサンさんも到着されてました。

相変わらずエエやぐらですネ！

ではココで、尾崎宮本町のやぐらの詳細です。 ● 尾崎宮本町 （おざきみやもとちょう・尾崎地区） 　・新調：平成5年（同年9月19日入魂式） 　・大工：成尾義一氏 　・彫師：木下彫刻工芸 　・彫物：下記「彫物図柄解説」参照 　・本幕：川島織物 　・宮入：波太神社 ◎ 彫物図柄解説 【大屋根廻り】 ・鬼板　−　獅噛み ・懸魚　−　正面：天の岩戸、　後ろ：神武天皇東征　【日本神話】 ・車板　−　正面：宝珠を掴む青龍、　後ろ：竹に虎 ・枡合　−　正面：牛若 弁慶五条大橋の出会い、　右：平忠盛、 　　　　　　左：清盛入道 布引遊覧　【源平盛衰記】、　後ろ：加藤清正 虎退治　【太閤記】 ・欄間　−　正面：酒宴の場、　右：酒呑童子退治、　左：花園中納言の姫との出会い　【大江山】 ・虹梁　−　右：向日葵に鳳凰、　左：桐に鳳凰 ・柱巻　−　右：降龍、　左：昇龍 ・小脇板　−　左右：牛若 鞍馬山修業の場 ・幕板　−　右：富士川の合戦、　左：宇治川の先陣争い　【源平盛衰記】 ・脇障子　−　右：那須与一扇の的、　左：義経八艘飛び　【源平盛衰記】 ・兜桁　−　「宮本」の文字 ・犬勾欄　−　敦盛を呼び戻す熊谷次郎直実　【源平盛衰記】 ・擬宝珠勾欄　−　菖蒲,梅,桔梗,向日葵　【花暦】 ・板勾欄　−　正面：屋島の合戦 平景清綴引き、　右：巴御前の勇姿、　左：木曽義仲の最期　【源平盛衰記】 ・縁葛　−　牡丹に唐獅子 【小屋根廻り】 ・鬼板　−　獅噛み ・懸魚　−　素戔嗚尊 八岐大蛇退治 ・車板　−　阿吽の唐獅子 ・枡合　−　後正面：鶴岡八幡宮 放生会、　右：布引四段目 小桜責め、　左：常磐母子 都落ち　【源平盛衰記】 ・虹梁　−　菊に唐草文様 ・欄間　−　右：曽我兄弟 夜討、　左：曽我兄弟 十番勝負 ・長押　−　右：紅葉に山鵲、　左：牡丹に山鵲 ・小屋根柱巻　−　右：昇り龍、　左：降り龍 ・太鼓周り　−　司馬温公瓶割りの場 ・幕板　−　右：梶原景時 生田の森、　左：朝比奈三郎怪力　【源平盛衰記】 ・板勾欄　−　勾欄合：松,牡丹,菖蒲,竹、 タタラ束：力神 ・縁葛　−　右：仁田四郎猪退治、　左：頼朝本陣　【富士の巻狩】 【本幕】 ・本幕　−　正面：「宮本町」の文字、　一ノ谷の合戦、　宇治川の先陣争い

ココからは彫物の写真をノーコメントで御紹介しようと思います。 ◆◆◆ ・尾崎宮本町の彫物・

【大屋根正面】 （正面より向かって）

【大屋根右面】 （正面より向かって）

【大屋根左面】 （正面より向かって）

【大屋根後面】 （正面より向かって）

【小屋根正面】 （後面より向かって）

【小屋根右面】 （後面より向かって）

【小屋根左面】 （後面より向かって）

【木鼻･各部所】

◆◆◆

珍しくハイアングルから撮影。　(^^ゞ

梶台に青年團がたかります。

梶台を上げてしこります。

梶台を下げて締め具合を確かめてます。

16時40分、納庫。

もっせー、もっせー。

納庫完了。

交差旗等も片付けます。

最後に、幹部の挨拶があり今日は終了。 今日は部外者ながら御邪魔させて頂きありがとうございました。 ホンマにエエやぐらだと感服しました。 またゆっくり拝見したいやぐらの一つです。 m(__)m