男里北組やぐら御祓い
- 平成29年7月30日日曜日 -






※ 撮 影 デ ー タ ※
撮影条件 天気: 7時40分から10時15分
使用カメラ CANON EOS 7D MarkU
使用レンズ CANON EF-S 18-200mm IS LENS
撮影枚数 合計328枚 (5472 x 3648 pixel)

※ 掲 載 画 像 デ ー タ ※
画像サイズ 720 x 480 pixel
画像データ 全画像JPEG







男里北組が井上工務店にて駒を新調、御祓いをするとの情報を得、猛暑の中行ってきました。早朝の豪雨で曳行はどうだろうか?と不安な中、ちょうど家を出る頃には雨もあがり自宅を7時30分に出発、猛暑を鑑み、少し涼しい時間の開始と言えますが雨の後の蒸し暑さで男里へ行くだけで汗ダクに…。





7時45分にやぐら小屋へ到着、既にやぐら小屋は開いてました。








まずは男里北組のやぐらの詳細です。





男里北組 (おのさときたぐみ・泉南市雄信達地区)
 ・新調:明治時代末期
 ・大工:不明
 ・彫師:不明
 ・本幕:梶内だんじり
 ・太鼓:太鼓正
 ・宮入:男神社

◎ 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・飾目 − 正面:阿形の唐獅子、 背面:吽形の唐獅子
・懸魚 − 正面:牛若丸弁慶 五条大橋の出会い、 背面:費長房仙人
・車板 − 正面:張果老仙人(瓢箪から駒)、 背面:牡丹
・枡合 − 右:陳東 夜曹操が陣へ箭章を放つ、 左:?
・欄間 − 正面:?、 右:ホウ統 百日の公務を一時に裁断す、 左:三分を定めて 孔明茅蕗を出ず 【三国志】
・虹梁 − 菊水
・柱巻 − 右:昇り龍、 左:降り龍
・小脇板 − 右:?、 左:?
・幕板 − 右:?、 左:張飛 長坂橋に曹操を罵る 【三国志】
・脇障子 − 右:?、 左:張飛翼徳 【三国志】
・犬勾欄 − 正面:猩々
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合:波濤、 タタラ束:力神
・内勾欄 − 正面:日吉丸 小六矢矧橋の出会い、 右:藤吉郎 小牧山の樹木を算う、
       左:清正に引き渡される 臨海君・順和君王子 【太閤記】
・板勾欄 − 正面:頼朝本陣、 右:勢子の活躍、 左:仁田四郎 猪退治 【富士の巻狩】
【小屋根廻り】
・飾目 − 親子唐獅子
・懸魚 − 牡丹に見返り獅子
・車板 − ?
・枡合 − 後正面:呂布 山昇て敵の陣中を計る、 右:波濤、 左:波濤 【三国志】
・虹梁 − 波濤
・欄間 − 右:関羽 二夫人を尋てリョウ化に遇う、 左:呂布 矛を射て玄徳紀霊に和睦せしむ 【三国志】
・太鼓廻り − 右:?、 左:黄忠漢升 【三国志】
・幕板 − 右:曹洪 曹操を扶け大河を越す、 左:玄徳 的廬踊らせて檀渓を跳ぶ 【三国志】
・板勾欄 − 右:谷越え唐獅子、 左:谷越え唐獅子
【本幕】
・本幕 − 正面:男神社御神紋に北組の文字、 右:雲龍に家康本陣、
      左:大坂城と千成瓢箪に真田幸村・後藤基次 【大坂夏の陣】





8時になり区長さんの挨拶。

















いよいよ出発。



































馬場が御祝いに駆けつけて来られました。











馬場からのビールをグッと飲みほして再び出発。
























































信号待ち。














信号が変わり出発します。









































区民センター前で休憩、早速ビールを御馳走になりました。








今回、新しく新調した駒です。








曳行再開です。
































Uターン。
































そしてココで再びUターン。
























































いよいよ男神社へ宮入りします。











外付けフラッシュ持って来れば良かった!と後悔。
















































































拝殿前へ先まわり。









































男里名物「ごっとじゃ!」、今日は1ごっとじゃでした。














脇へ据えます。

















拝殿では役員による御祈祷。











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