宮元講やぐら試験曳き
- 令和元年9月8日日曜日 -





※ 撮 影 デ ー タ ※
撮影条件 天気: 13時45分から16時24分
使用カメラ CANON EOS 7D MarkU
使用レンズ CANON EF-S 18-200mm IS LENS
撮影枚数 合計241枚 (5472 x 3648 pixel)

※ 掲 載 画 像 デ ー タ ※
画像サイズ 720 x 480 pixel
画像データ 全画像JPEG







宮元講が味園建設で駒を新調、13時から御祓い、14時から16時まで試験曳きを行うとの情報を得、行ってきました。実はこの日は自町だて建て、その後バーベQだったので少し遅れての拝見です。





13時45分に現地に到着、既に御祓いは終わってました。








まずは宮元講のやぐらの詳細です。





宮元講 (みやもとこう・泉南市樽井地区)
 ・新調:明治時代初期
 ・大工:不明
 ・彫師:不明
 ・本幕:不明
 ・太鼓:不明
 ・宮入:茅渟神社

◎ 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 正面:鳳凰、 後面:鳳凰
・飛檐垂木 − 無紋
・地垂木 − 無紋
・桁廻り − 波濤
・車板 − 正面:費張房(控鶴仙人)、 後面:盧敖仙人
・小屋虹梁 − 後面:波間に千鳥
・枡組 − 三手先四段:龍,唐獅子,牡丹
・枡合 − 正面:子,丑,寅、 右:卯,辰,巳、 左:酉,戌,亥、 後面:午,未,申 【十二支】
・木鼻 − 上段:コブシ
・虹梁 − 上段正面:牡丹を曳く唐獅子、 右:阿吽の唐獅子、 左:阿吽の唐獅子、 後面:阿吽の唐獅子
・欄間 − 正面:三傑 桃園に義を結ぶ、 右:屎。王城を退る、 左:関公(関羽)と黄忠、
      後面:截天夜叉 曹仁と戦う 【三國志】
・木鼻 − 下段正面:獏、 右:獅子、 左:獅子、 後面:獅子
・虹梁 − 下段正面:雲に麒麟、 右:雲に鳳凰、 左:雲に鳳凰、 後面:雲に麒麟
・小脇板 − 右:呂布、山昇りて敵の陣中を計る、 左:徐晃 大斧を打振りて崔勇を斬り落とす 【三國志】
・御簾 − 阿龍と吽龍
・幕板 − 右:玄徳 的廬踊らせて檀渓を跳ぶ、 左:孔明が智計 琴を弾じて仲達を退く、
      後面:魏の王観 いつわりて姜維へ降る 【三國志】
・脇障子 − 右:張飛 長坂橋に曹操を罵る、 左:董卓 ゆめで一の龍来たりて身にまとうと見る 【三國志】
・勾欄合 − 勢子の活躍 【富士の巻狩り】
・縁葛 − 波に兎
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 松に鷲
・飛檐垂木 − 無紋
・地垂木 − 無紋
・枡組 − 一手先三段:唐獅子,牡丹
・枡合 − 右:玉巵(太真王夫人),武志志、 左:控鶴仙人(費張房),傘風子
・木鼻 − 獅子
・虹梁 − 波間に千鳥
・欄間 − 右:司馬温公 瓶割りの場、 左:布袋和尚 唐子遊びの図 【唐子遊び】
・幕板 − 右:趙雲 幼主を守護して土杭を出る、 左:姜維 除質を一鑓に刺す 【三國志】
・勾欄合 − 右:鯛,鮃,伊勢蝦,波間に千鳥、 左:鮪,海鷂魚,河豚,蛸 【海の幸揃い踏み】
・小屋根脇障子 − 右:昇龍、 左:降龍
・車輪脇 − 獅子の子落とし
【本幕】
・本幕 − 三面:無地紅








今回、味園建設によって新調された駒です。








14時になりいよいよ出発。























まずは記念撮影。



















































































獅子講の小屋が開いてました。











獅子講の小屋前に到着。





























どうやら樽井交差点でまっせーをする様です。


















































まっせーを終え樽井駅方面へ向かいます。





























ココで休憩。











曳行再開です。





























三井住友銀行前へやって来ました。














まっせーします。
























































再び記念撮影。




















再びまっせーします。



































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