大苗代やぐらメンテナンス
- 令和4年7月17日日曜日 -





※ 撮 影 デ ー タ ※
撮影条件 天気: 16時55分から20時1分
使用カメラ CANON EOS 7D MarkU
使用レンズ CANON EF-S 18-200mm IS LENS
撮影枚数 合計94枚 (5472 x 3648 pixel)

※ 掲 載 画 像 デ ー タ ※
画像サイズ 720 x 480 pixel
画像データ 全画像JPEG







三連休の中日、朝から朝日町やぐらメンテナンスへ行った私は昼前に帰宅し少し昼寝をしてから鳥取ノ荘駅16時45分発の電車に乗り込みます。実は18時から大苗代のやぐらがメンテナンスのために2時間程曳行との情報を得、撮影に行ってきました。





樽井駅で下車し17時5分発のコミュニティバスに乗ります。














そして大苗代で下車します。











大苗代のやぐらは既に出庫していました。








一岡神社で御祓い中でした。








まずは大苗代のやぐらの詳細です。





大苗代 (おのしろ・泉南市信達地区)
 ・新調:平成10年(同年9月13日入魂式)
 ・大工:大下工務店
 ・彫師:木下彫刻工芸
 ・本幕:川島織物
 ・太鼓:坂東太鼓店
 ・宮入:一岡神社

◎ 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 正面:鳳凰、 後面:雲に鶴
・飛檐垂木 − 一丘神社御神紋
・地垂木 − 獅子
・車板 − 正面:天の岩戸、 後面:素戔嗚尊大蛇退治 【神話伝説】
・小屋虹梁 − 雲海
・枡組 − 龍,獅子 【六手先七段】
・枡合 − 正面:藤吉郎初陣、 右:桶狭間の戦い、 左:醍醐の花見、 後面:伏見大地震 【太閤記】
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 牡丹に若葉
・欄間 − 正面:日吉丸誕生、 右:日吉丸小六との出会い、 左:戦遊び 【太閤記】
・長押 − 正面:梅に山鵲、 右:菊に鳳凰、 左:紅葉に鳳凰、 後面:?
・柱巻 − 右:昇り龍、 左:降り龍
・小脇板 − 右:加藤清正虎退治、 左:加藤虎之助山路将監討取り 【太閤記】
・幕板 − 右:信玄と謙信龍虎相討つ 【川中島合戦記】、 左:真田幸村勇戦 【難波戦記】
・脇障子 − 右:本能寺の変 織田信長、 左:本能寺の変 森蘭丸 【太閤記】
・兜桁 − 一丘神社御神紋
【腰廻り】
・犬勾欄 − 正面:阿吽の唐獅子、 右:玄武、 左:玄武
・内勾欄 − 秀吉本陣 佐久間の乱入 【太閤記】
・板勾欄 − 正面右:勢子の活躍、 正面左:頼朝本陣、 右:狩場風景、 左:仁田四郎 猪退治 【富士の巻狩】
・縁葛 − 牡丹に唐獅子
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・懸魚 − 松に鷹
・飛檐垂木 − 一丘神社御神紋
・地垂木 − 獅子
・車板 − 神武天皇東征 【神話伝説】
・小屋虹梁 − 雲海
・枡組 − 龍,獅子 【四手先五段】
・枡合 − 正面:後醍醐天皇隠岐より帰る、 右:楠公子別れ桜井の駅、 左:如意輪堂の場 【太平記】
・台輪 − 牡丹
・虹梁 − 牡丹に若葉
・欄間 − 右:村上義光 錦の御旗奪還、 左:新田義貞 稲村ヶ崎投剣の場 【太平記】
・長押 − 右:牡丹に鳳凰、 左:桐に鳳凰
・幕板 − 右:木曽義仲奮戦す、 左:巴御前勇戦 【源平盛衰記】
・板勾欄 − 右:敦盛を呼び戻す熊谷次郎直実、 左:義経弓流し 【源平盛衰記】
・縁葛 − 右:那須与一扇の的、 左:義経八艘飛び 【源平盛衰記】
【本幕】
・本幕 − 正面:大苗代の文字に一丘神社御神紋、 右:雲龍、 左:竹に虎




















18時になり曳行開始です。




















午前中と比べると少し涼しく感じました。























夕焼け色に染まったやぐらが綺麗でした。














大苗代区内の三角地点へ向かいます。











約3年ぶりのやぐら、子供も必死に引っ張ります。














ココは狭い鋭角なので曲がるのが大変そうでした。























次第に人が増えてきました。





























19時になり提燈に燈がともりました。



































綱には多くの子供が集まっていました。


























暗くなってきたのでココからはフラッシュをたいての撮影です。
約3年ぶりの燈入れ曳行の撮影だったので意外と難しかったです。



























最後にココでまっせーをする様です。























まっせーを終えやぐら部屋へ向かいます。








やぐら部屋へ戻ってきました。








無事納庫。








今朝は暑さとやぐらの速さでバテバテでしたが夕方は気温も少しマシで練って進む曳行だったのでゆったりと撮影できました。ともあれやぐらを堪能した一日でした。





オマケで毎度恒例、駐車禁止の案内。