獅子講やぐらブレーキテスト
- 令和4年7月24日日曜日 -





※ 撮 影 デ ー タ ※
撮影条件 天気: 13時24分から15時32分
使用カメラ CANON EOS 7D MarkU
使用レンズ CANON EF-S 18-200mm IS LENS
撮影枚数 合計118枚 (5472 x 3648 pixel)

※ 掲 載 画 像 デ ー タ ※
画像サイズ 720 x 480 pixel
画像データ 全画像JPEG







朝から岡中やぐら試験曳きへ行った私は昼食をとり鳥取ノ荘駅13時15分発の電車に乗り込みます。実は14時から獅子講のやぐらがブレーキテストのために2時間程曳行との情報を得、撮影に行ってきました。





樽井駅で下車、歩いて獅子講の小屋をめざします。











歩くこと約10分、獅子講の小屋に到着しました。








まずは獅子講のやぐらの詳細です。





獅子講 (ししこう・泉南市樽井地区)
 ・新調:昭和26年
 ・大工:波有手の大工
 ・彫師:不明
 ・本幕:不明
 ・太鼓:不明
 ・宮入:茅渟神社

◎ 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲海
・懸魚 − 正面:松に鷹、 後面:梅福仙人
・飛檐垂木 − 菊紋
・地垂木 − 菊紋
・車板 − 正面:雲龍に竹に虎、 後面:雲龍に竹に虎
・枡組 − 三手先四段:龍,唐獅子
・枡合 − 波濤、 後面右のみ:雲海
・木鼻 − 上段:獅子、 下段:象
・虹梁 − 上段:若葉
・欄間 − 正面:唐獅子に手鞠、 右:波間に阿龍、 左:波間に阿龍
・虹梁 − 下段正面:牡丹、 右:波濤、 左:波濤、 後面:若葉
・柱巻 − 右:獅子の子落とし、 左:獅子の子落とし
・御簾 − 日輪に阿龍と宝珠を掴む吽龍
・小脇板 − 右:獅子の子落とし、 左:獅子の子落とし
・幕板 − 右:ケイ康,阮咸,山濤,向秀、 左:劉伶,王戎阮籍 【竹林の七賢】、 後面:竹に虎
・脇障子 − 右:張飛翼徳、 左:関羽雲長 【三國志】
・竹の節 − 青海波
・兜桁 − 「獅子」の文字
・犬勾欄 − 阿吽の唐獅子
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合:牡丹に唐獅子、 束:「獅」の文字
・縁葛 − 阿吽の唐獅子
【小屋根廻り】
・鬼板 − 獅噛み
・箱棟 − 雲海
・懸魚 − 鳳凰
・飛檐垂木 − 菊紋
・地垂木 − 菊紋
・車板 − 波濤
・枡組 − 三段:唐獅子
・枡合 − 波間に唐獅子,波濤
・木鼻 − 獅子
・虹梁 − 獅噛みに若葉
・欄間 − 右:松に鶴、 左:竹に雀
・長押 − 梅に山鵠
・太鼓廻り − 阿吽の唐獅子
・幕板 − 右:天の岩戸、 左:天孫降臨 【神話伝説】
・擬宝珠勾欄 − 勾欄合:牡丹に唐獅子、 束:「獅」の文字
・縁葛 − 牡丹に唐獅子
【本幕】
・本幕 − 三面:無地紅








ちょうど駒を取り付けているところでした。











ウマをはずします。











かなり思い様でウマをはずすの大変そうでした。








14時20分、曳行開始です。














ココでUターンします。














旭紡績方面へ進みます。























ココを右折。














消防団樽井分団方面へ進みます。











樽井地区のやぐらはいつ見ても大きいです。























大きい太鼓です。











ここでUターン。

















少し休憩します。











曳行再開。

















いきなり走って行きました。




















ココでナガヤを上げ音頭をとります。




















ココを左折。


























小屋に到着、バックします。

















後ろ台場を外しています。








ゆっくりと小屋に入れます。























ウマを入れます。











無事納庫。








この日は地味なブレーキテストと獅子人さんのブログにありましたが約1時間程度の軽いブレーキテストでした。ただ久しぶりに樽井地区のやぐらを拝見しましたがやはり大きかったです。そして10年以上ぶりに祭華さんとお会いできて行った甲斐がありました。ともあれこの日もやぐらを堪能した一日でした。