- 地車文献 feat. 皇太子殿下御成婚記念やぐら曳行 -
- 2007/4/11 -






慶祝ムードと考える集会と

関西各地でもお祝いムードが盛り上がる一方、天皇制を考える市民集会などが開かれた。

大阪府阪南市では秋祭りにしか出ないやぐら18台がパレード。市中心部の8台は、南海本線尾崎駅前を通る約5キロの道のりを2時間かけて練った後、氏神を祭る波太神社に宮入り。総括責任者の中尾美一さん(63)は「秋祭り以上におめでたいこと。これまで以上に皇室に親しみを感じます」

(毎日新聞平成5年6月9日水曜日・夕刊)

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やぐら練り歩く 阪南市

阪南市では午前11時過ぎ、秋祭りに使われる「やぐら」18台が、ご成婚を祝って市内をパレードした。まず8台が同市鳥取中から出発すると、他のやぐらも次々に合流、駅前など市内の繁華街をにぎやかに練り歩き、昼過ぎには地元の波太神社に宮入りした。

そろいのハッピを着た若者らが「御成婚」と書いたちょうちんや、日の丸が飾られたやぐらを威勢よく曳くと沿道からは大きな拍手。地元自治会の役員(63)は「今日はふだんのお祭りよりもおめでたい日なので協議してパレードを決めました」と話していた。

(産経新聞平成5年6月10日木曜日・朝刊)

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町の自慢18台 やぐら

阪南市では午前11時から、東、西鳥取地区などの住民約3,000人が各地でやぐら18台を曳き始め、かけ声も勇ましく市内を練り歩いて、ご成婚を祝った。

ご成婚が決まってから各地区の住民などが、わが町自慢のやぐらで祝賀パレードを行う事にし、この日、市内すべてのやぐら(19台)のうち1台を除き勢ぞろいした。

やぐらの前には日の丸がつけられ、そろいのハッピを着た住民は町の角々で、やぐらを上下させ祝賀ムードを盛り上げた。

(讀賣新聞平成5年6月10日木曜日・朝刊)