- 彫物題材 feat. 乙ヶ池伝説 -
- 2015/6/20 -



(上記写真は自然田上東組やぐら・小屋根桝合右面)



乙ヶ池伝説

瑞寶寺が玉田山の地続きの瑞寶寺山にあった頃、和尚が本堂で読経していると一匹の小蛇が膝に上がってきた。いくら払い退けても逃げようとしたいのでこれは仏縁があるものとして餌を与え飼う事にした。和尚は蛇に「乙(オト)」と名付けた。乙はいつしか大きくなり、この事が村人に知れたら御参りの人が減るのではないかと困った。ある日、和尚は乙を呼んで訳を言い聞かせ、再び寺に現れない様近くの池に放った。それ以降、乙は和尚の言いつけを守り一度も寺に姿を見せなくなった。そして村人はこの池を「乙ヶ池(オトガイケ)」と呼ぶ様になった。