- 彫物題材 feat. 平野の地雷火 -
- 2017/8/23 -



(上記写真は陸宮本やぐら・小屋根欄間左面)



平野の地雷火(慶長20年/1615年5月1日・真田幸村)

大坂夏の陣、豊臣方の木村重成が八尾・若江の戦いへ、後藤又兵衛が小松山・道明寺・誉田の戦いへ出陣。真田幸村は徳川家康は南の大和(奈良県)を経由して大坂に入って来ると推測し平野郷の樋ノ尻口の地蔵堂の下に地雷火を仕掛けた。案の定、平野郷にやってきた徳川家康でしたが地雷が爆発しようという瞬間、急な尿意を催し地蔵堂を離れた事で難を逃れ、その吹っ飛んだ御地蔵さんの頭は現在、全興寺に祀られています。