- 彫物題材 feat. 笠置山の戦い -
- 2022/4/30 -



(上記写真は先代・新町やぐら・大屋根飾目後面)



笠置山の戦い(元弘元年/1331年・鎌倉幕府 vs 後醍醐天皇)

元弘元年/1331年9月2日、山城国相楽郡笠置山において鎌倉幕府打倒を企てる第96代後醍醐天皇(正応元年/1288年11月2日誕生、文保2年/1318年2月26日−延元4年1339年8月15日在位、南朝の初代天皇)と鎌倉幕府側との間で笠置山の戦いが行われた。当初は後醍醐天皇は善戦していたが9月28日、鎌倉幕府側が山を放火し後醍醐天皇側は総崩れとなり陥落、後醍醐天皇は鎌倉幕府側に捕えられた。

笠置山の戦いの際、後醍醐天皇は自身の周りに武将がいないことに不安に感じていました。すると夢の中で南向きに枝が伸びた大きな木があり、南の上座には誰も座っておらず童子がその席は後醍醐天皇の席だと言った。夢から覚め「木」「南」が「楠」という字になる事に気付き、楠正成を笠置山に呼びました。