- 彫物画廊 feat. 先代・童子畑 #.1 -
- 2012/5/3 -






今日から世間ではGW(ゴールデンウィーク)後半、当ブログでもGW(Golden WARAZU-BATA)と題して童子畑のやぐらを特集したいと思います。先日も書き込みましたが去る4月29日(日)、昇魂式を行った童子畑。その昇魂式には各地からいわゆる"彫物研究家"の方々が来られてましてそこで新たな発見が! 小屋根桝合の彫師が「西岡弥三郎」と刻まれてたのです。まずは西岡弥三郎師の紹介から…。





西岡弥三郎 − 天保9年(1838年)6月28日生歿年は不詳。幕末から明治時代にかけて活躍。明治35年10月、永年住みなれた堺大町東3丁目より大阪市東区南久太郎町3丁目に転居する。西岡弥三郎師は「西岡弥三郎藤原政光」と銘を刻み、長男徳次郎師と力を合わせ名作を残す。明治28年には濱中講のやぐらの彫物にも携わる。(参考資料:大坂・浪速木彫史)



この様な素晴らしい彫師である西岡弥三郎師の彫物を今日から3回に分けて「彫物画廊」と題して御紹介しようと思います。



彫物画廊 feat. 先代・童子畑 #.1 (彫物画廊通算 #.34)
   彫物題材:頼光の木渡り / 小屋根桝合右面