- 彫物画廊 feat. 和泉鳥取 #.7 -
- 2014/3/22 -






昨年9月8日(日)に新調入魂式を行った和泉鳥取、今回は「彫物画廊」と題して大屋根桝合左面の題材である「天湯河板挙命の白鳥捕獲伝説」を御紹介しようと思います。天湯河板挙命の白鳥捕獲伝説と言えば鳥取の地名の由来でもあります。まずは「天湯河板挙命の白鳥捕獲伝説」の題材について御紹介しようと思います。



彫物題材 feat. 天湯河板挙命の白鳥捕獲伝説

垂仁天皇の大皇太子誉津別王は30歳になってもモノを言わなかった。垂仁23年10月、鵠(クグイ・白鳥の事)が空を飛ぶのを見て、皇子は初めて「これ何者ぞ?」と言った。これを聞いて天皇は大いに喜び、その鳥を獲えるように臣下に命じ、天湯河板挙が「臣が必ず獲えましょう」と言い、遠く出雲の国まで行ってこの鳥を捕え、そのために皇子はモノを言う様になり、天皇は天湯河板挙に鳥取造の姓を与え賞し、鳥取部と定めた。



彫物画廊 feat. 和泉鳥取 #.7 (彫物画廊通算 #.65)
   彫物題材:天湯河板挙命の白鳥捕獲伝説 / 大屋根桝合左面