- 彫物画廊 feat. 先代・岬連中 #.3 -
- 2015/5/18 -






昨日に引き続き「彫物画廊」と題して先代・岬連中の彫物を御紹介しようと思います。今日は先代・岬連中のやぐらの小屋根幕板右面の題材である「義経を追う平教経」を御紹介しようと思います。その前に「義経を追う平教経」の題材について。



義経を追う平教経(寿永4年/1185年3月24日・源義経 vs 平教経)

寿永4年(1185年)4月14日、下関海峡の東部、壇ノ浦において源平最後の日を迎えた。平教経(タイラノノリツネ)の乗った船が、源義経の乗った船とぶつかった際、平教経は源義経を見つけ襲いかかろうとするが、源義経は船を次々と飛び移った。その身軽さを見た平教経は勝ち目はないと考え、大手を上げて「我と思わんものは近寄って組んで討ち取れよ」と叫ぶ。この戦いによって、平家は25年間の幕を閉じた。



彫物画廊 feat. 先代・岬連中 #.3 (彫物画廊通算 #.107)
   彫物題材:義経を追う平教経 / 小屋根幕板右面