- 彫物画廊 feat. 和泉鳥取 #.20 -
- 2015/6/13 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して和泉鳥取の彫物を御紹介しようと思います。今日は和泉鳥取のやぐらの大屋根縁葛左面の題材である「聚楽第行幸」を御紹介しようと思います。その前に「聚楽第行幸」の題材について。



聚楽第行幸(天正16年/1588年4月・豊臣秀吉)

関白となった豊臣秀吉は京都に豊臣秀吉の邸宅であり政治を司るための聚楽第を建造した。天正16年/1588年、豊臣秀吉は第107代天皇である後陽成天皇を聚楽第に招き、後陽成天皇は行幸された。行幸とは天皇が宮中から目的地にお出かけになる事を言い、永享9年/1427年の第102代天皇である後花園天皇が足利義教邸に行幸して以来の行幸であった諸国の武将は騎馬姿で贅を尽くし花を飾った装飾であったと伝えられている。



彫物画廊 feat. 和泉鳥取 #.20 (彫物画廊通算 #.115)
   彫物題材:聚楽第行幸 / 大屋根縁葛左面