- 彫物画廊 feat. 和泉鳥取 #.22 -
- 2015/7/15 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して和泉鳥取の彫物を御紹介しようと思います。今日は和泉鳥取のやぐらの小屋根縁葛右面の題材である「忠臣蔵 両国橋の引揚げ 服部彦七の温情」を御紹介しようと思います。その前に「忠臣蔵」の題材について。



忠臣蔵(元禄15年/1703年12月14日・赤穂浪士 vs 吉良上野介)

江戸時代中期の元禄14年/1701年3月14日、江戸城殿中松之大廊下で赤穂藩藩主・浅野内匠頭が吉良上野介を刃傷、この一件で加害者とされた浅野は即日切腹となり被害者とされた吉良はおとがめなしとなった。その結果を不服とする赤穂藩国家老・大石内蔵助をはじめとする赤穂浪士47名、いわゆる「赤穂四十七士(アコウシジュウシチシ)」は紆余曲折のすえ元禄15年/1703年12月14日未明、吉良邸へ討ち入りし吉良上野介の首級をあげた。そしてその後、赤穂浪士たちは切腹した。一連の事件を総称して「元禄赤穂事件」と呼ばれています。



彫物画廊 feat. 和泉鳥取 #.22 (彫物画廊通算 #.124)
   彫物題材:両国橋の引揚げ 服部彦七の温情 / 小屋根縁葛右面