- 彫物画廊 feat. 和泉鳥取 #.25 -
- 2015/8/29 -






平成25年11月30日より御紹介してきました和泉鳥取の「彫物画廊」ですが今回が最終回になります。言い換えれば和泉鳥取の素晴らしい彫物の魅力を1年9ヶ月の歳月をかけて全て御紹介しました。 \(^o^)/

と、言いますのも昨今では彫物撮影会や見学会等の機会を設けて頂いておりますが以前までは新調記念誌撮影会の際にプロカメラマンの邪魔にならぬ様、気遣いながらの撮影ばかりでした。しかしながら和泉鳥取は初めてやぐらサイト管理人向けの「彫物撮影会」と言う機会を設けてくださったのです。その御礼の意味を込めて本年の秋祭りまでには全彫物を御紹介しようと心に決めており本日、やっとその念願を果たせました。今まで「彫物画廊」にて全23台のやぐらの彫物を御紹介してきましたが【全制覇】したのは和泉鳥取が初めてです。

最終回の今日は和泉鳥取のやぐらの大屋根縁葛正面の題材である「醍醐の花見」を御紹介しようと思います。その前に「醍醐の花見」の題材について。



醍醐の花見(慶長3年/1598年3月15日・豊臣秀吉)

天下人となった豊臣秀吉は慶長3年3月15日、京都の醍醐寺三宝院を中心とする山々で、華やかな花見を催しました。桜花のもとで北政所をはじめ淀殿や秀頼らは着飾り、諸大名らは宴を繰り返しました。この醍醐の花見は豊臣秀吉最後の盛大な宴となり、63年の波乱万丈の生涯を終えました。



彫物画廊 feat. 和泉鳥取 #.25 (彫物画廊通算 #.131)
   彫物題材:醍醐の花見 / 大屋根縁葛正面