- 彫物画廊 feat. 先代・自然田東組 #.3 -
- 2015/11/14 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して先代・自然田東組の彫物を御紹介しようと思います。今日は先代・自然田東組のやぐらの小屋根幕板右面の題材である「天竺の斑足王」を御紹介しようと思います。その前に「天竺の斑足王」の題材について。



天竺の斑足王(三国妖婦伝)

天竺(テンジク)とはインドの旧名である。ただし現在のインドと正確に一致するわけではない。斑足王(ハンソクオウ)はインドの伝説上の王であり、父王と牝獅子とが交わって生まれ、足に斑点があったところから名づけられた。千人の王の首を得ようとしたが、千人目の普明王によって悔悟し出家したと言われている。



彫物画廊 feat. 先代・自然田東組 #.3 (彫物画廊通算 #.134)
   彫物題材:天竺の斑足王 / 小屋根幕板右面