- 彫物画廊 feat. 岡田西組 #.12 -
- 2016/1/16 -






約5年8ヶ月前の平成22年5月3日より始めた「彫物画廊」、早いモンで今回が通算第150回目の公開となります。 \(^o^)/ 約6年で24台ものやぐらの彫物を御紹介させて頂きました。でもまだまだ撮影したいやぐらが多数…、でもその機会がないのが残念です。当ブログを御覧の関係者様方、是非ともその撮影の機会をお与え下さいませ。特に新調を控えてるやぐら、今のうちに当代やぐらを記録として残したく思います。

さて150回目の今回は150回目を祝して岡田西組のやぐらの大屋根幣持ちの題材である「神武天皇」を御紹介しようと思います。神武天皇と言えば第一代天皇であり本年、橿原神宮にて「神武天皇二千六百年大祭」を行う予定です。その前に「神武天皇」の題材について。



神武天皇(ジンムテンノウ) 庚午年1月1日−神武天皇76年3月11日

神武天皇は日向(現:宮崎県)から東へ行くことにし、浪速国の白肩津(現:大阪府東大阪市付近)から紀伊半島を南下、熊野〜宇陀〜橿原を経由し辛酉の歳(神武天皇元年)の正月(太陽暦では紀元前660年2月11日)、橿原宮にて即位した。いわゆる神武東征であり当時神武天皇は52歳だった。初代天皇であり天皇家の祖とされている。神武天皇という呼称は、奈良時代後期の文人である淡海三船が歴代天皇の漢風諡号を一括撰進したときに付されたとされている。

初代天皇神武天皇が即位した2月11日は戦前は紀元節と言われてましたが昭和23年に一旦廃止されたものの、昭和42年には建国記念の日として祝日とされました。昭和15年/1940年には皇紀2600年を迎え、紀元二千六百年式典が盛大に行われました。また本年は神武天皇が崩御されてから2600年という式年の年に当たり4月3日、橿原神宮にて「神武天皇二千六百年大祭」を行う予定です。

神武天皇は異称、古事記では神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ)、日本書紀では神日本磐余彦尊(カムヤマトイワレヒコノミコト)、即位後は始馭天下之天皇(ハツクニシラススメラミコト)と呼ばれる。



彫物画廊 feat. 岡田西組 #.12 (彫物画廊通算 #.150)
   彫物題材:神武天皇 / 大屋根幣持ち