- 彫物画廊 feat. 大苗代 #.12 -
- 2017/5/20 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して大苗代の彫物を御紹介します。今日は大屋根欄間右面の題材である「日吉丸小六との出会い」を御紹介します。その前にまずは「日吉丸 小六 矢矧橋の出会い」の題材について。



日吉丸 小六 矢矧橋の出会い

日吉丸(豊臣秀吉の幼名)は8歳の時、奉公に出されたが勤まらず陶器屋から逃げ出しました。ある日、三河国岡崎城下の矢矧橋(ヤハギバシ)の上で寝ていた所、野武士で海東郡蜂須賀村に住んでいた小六正勝一行が通りかかり、日吉丸の頭を蹴って通り過ぎようとしました。日吉丸は目を覚まして怒り侘びていけとにらみ付けた。幼い者とは思えぬその言動に驚いた小六正勝は日吉丸の度胸の大きさを買って手下にしたという。



彫物画廊 feat. 大苗代 #.12 (彫物画廊通算 #.262)
   彫物題材:日吉丸小六との出会い / 大屋根欄間右面