- 彫物画廊 feat. 岡田北組 #.23 -
- 2018/2/3 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して岡田北組の彫物を御紹介します。今日は小屋根板勾欄左面の題材である「藤吉郎 一夜城用材調達」を御紹介します。その前にまずは「藤吉郎 墨俣一夜城」の題材について。



藤吉郎 墨俣一夜城(永禄4年/1561年もしくは永禄9年/1566年)

長良川西岸の墨俣(岐阜県大垣市墨俣町墨俣)は交通上・戦略上の要地で、戦国時代以前からしばしば合戦の舞台となっていた。いわゆる墨俣川の戦いである。永禄4年/1561年もしくは永禄9年/1566年、織田信長による美濃侵攻の際、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)がわずかな期間でこの地に城を築いたと伝わる。いわゆる墨俣一夜城であるが、不明な点が多く様々な議論がある。



彫物画廊 feat. 岡田北組 #.23 (彫物画廊通算 #.317)
   彫物題材:藤吉郎 一夜城用材調達 / 小屋根板勾欄左面