- 彫物画廊 feat. 自然田東組 #.2 -
- 2018/10/26 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して自然田東組の彫物を御紹介します。今日は大屋根桝合右面の題材である「鎮西八郎為朝」を御紹介します。その前にまずは「源為朝」の題材について。



源為朝(保延5年/1139年−嘉応2年/1170年4月6日)

源為朝(鎮西八郎為朝)は狩りに出た際、松の枝に引っかかった鶴を見つけた。鶴を助けると札が付いており源義家が放った鶴だと知り館へ連れて行った。すると夢の中で少女が「私を阿蘇の宮に放ってください」と出たので阿曾三郎平忠國と一緒に肥後へと向かった。源為朝が到着すると寺の塔に猿がいた、この猿は阿曾三郎平忠國の娘、白縫が飼っていた猿である。阿曾三郎平忠國は猿を射落ししろと言うが源為朝は鶴を空高く放つと鶴は猿を仕留めた。



彫物画廊 feat. 自然田東組 #.2 (彫物画廊通算 #.373)
   彫物題材:鎮西八郎為朝 / 大屋根桝合右面