- 彫物画廊 feat. 市場 #.29 -
- 2018/12/29 -






平成26年5月18日より御紹介してきました市場の「彫物画廊」ですが今回が最終回になります。言い換えれば市場の素晴らしい彫物の魅力を約4年7ヶ月の歳月をかけて全て御紹介しました。 \(^o^)/ 彫物画廊にて【全制覇】したのは和泉鳥取,自然田上東組,大西町,岡田西組,男里南組,岡田北組,先代・自然田東組,北野,大苗代に続いて10台目です。

最終回の今日は市場のやぐらの小屋根縁葛左面の題材である「司馬温公 瓶割の場」を御紹介します。その前にまずは「司馬温公瓶割り」の題材について。



司馬温公瓶割り

司馬温公(1019年11月17日−1086年10月11日)は中国北宋代の儒学者・歴史家・政治家。司馬温公が7歳の時、高価な水瓶のまわりで遊んでいると友達の一人が水瓶の中に落ちて今にもおぼれそうになっていました。そこで司馬温公は友達を助けるために父親から叱られるのを覚悟して石で瓶を割り、友達の命は救われました。その話を聞いた父親は命はどのような高価なものよりも大切だと司馬温公を誉めたと伝わります。



彫物画廊 feat. 市場 #.29 (彫物画廊通算 #.387)
   彫物題材:司馬温公 瓶割の場 / 小屋根縁葛左面