- 彫物画廊 feat. 先代・岬連中 #.7 -
- 2020/4/11 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して先代・岬連中の彫物を御紹介します。今回は大屋根欄間左面の題材である「白鹿を討つ」を御紹介します。その前にまずは「富士の巻狩り」の題材について。



富士の巻狩り(建久4年/1193年5月・源頼朝)

富士の巻狩りとは建久4年/1193年5月、源頼朝が多くの御家人を集め富士の裾野付近を中心として行った壮大な巻狩のことで、征夷大将軍の権威を誇示するためや軍事演習等の目的のために行ったと伝わり数えきれない程大勢の御家人が参加したという。巻狩り3日目、大猪が源頼朝に向かって突進してきたのを仁田四郎が退治したと言う逸話や狩猟された獲物の数で源頼朝から報償が与えられたと伝えられている。



彫物画廊 feat. 先代・岬連中 #.7 (彫物画廊通算 #.443)
   彫物題材:白鹿を討つ / 大屋根欄間左面