- 彫物画廊 feat. 先代・山中渓 #.12 -
- 2021/8/15 -






約11年3ヶ月前の平成22年5月3日より始めた「彫物画廊」、早いモンで今回が通算第500回目の公開となります。 \(^o^)/ 約11年で30台ものやぐらの彫物を御紹介させて頂きました。でもまだまだ撮影したいやぐらが多数…、でもその機会がないのが残念です。当ブログを御覧の関係者様方、是非ともその撮影の機会をお与え下さいませ。特に新調を控えてるやぐら、今のうちに当代やぐらを記録として残したく思います。

さて500回目の今回は500回目を祝して先代・山中渓の彫物を御紹介します。今回は小屋根太鼓廻りの題材である「唐子遊び」を御紹介します。その前にまずは「唐子遊び」の題材について。



唐子遊び

唐子(カラコ)とは昔の中国風の髪型の子供で、頭上部1個所や頭側部2個所をくぐりそれ以外の所は剃っている髪型の子供の事を言う。中国唐王朝時代に唐子の図柄が盛んに描かれ、日本にも伝わった。特に男の子を複数描いて遊びをしている図柄を唐子遊びと呼び、多子多産・子孫繁栄につながるとされ縁起物とされた。



彫物画廊 feat. 先代・山中渓 #.12 (彫物画廊通算 #.500)
   彫物題材:唐子遊び / 小屋根太鼓廻り