- 彫物画廊 feat. 先代･新町 #.3 -
- 2022/5/7 -

前回に引き続き「彫物画廊」と題して先代･新町の彫物を御紹介します。今回は小屋根飾目正面の題材である「大塔宮護良親王」を御紹介します。その前にまずは「護良親王」の題材について。

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● 護良親王（延慶元年/1308年−建武2年/1335年7月23日） 護良親王(ﾓﾘﾖｼｼﾝﾉｳ・延慶元年/1308年−建武2年/1335年7月23日)は後醍醐天皇の第3皇子で通称を大塔宮(ｵｵﾄｳﾉﾐﾔ)と呼ばれています。笠置山の戦いで後醍醐天皇が敗北。その後、護良親王が後醍醐天皇に代わって倒幕運動を続け元弘3年/1333年5月22日、鎌倉幕府は滅亡。しかし征夷大将軍と言う官位をめぐり後醍醐天皇と護良親王が親子で対立、建武元年/1334年1月には足利尊氏･阿野廉子の陰謀めいた後醍醐天皇への虚言で幽閉されました。建武2年/1335年7月、北条時行が挙兵。万一敗北し、北条時行と護良親王が手を結んでは問題だと考え足利直義は部下の淵辺義博に護良親王を殺害する様命令、護良親王が最期を迎えました。

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◆ 彫物画廊 feat. 先代･新町 #.3 (彫物画廊通算 #.527) 　　　彫物題材：大塔宮護良親王 / 小屋根飾目正面