- 彫物画廊 feat. 先代・新町 #.4 -
- 2022/6/25 -






今回から「彫物画廊」と題して約3ヶ月前の令和4年2月26日(土)・3月13日(日)に撮影した先代・新町の彫物を約1ヶ月ぶりに御紹介します。まず今日は大屋根懸魚正面の題材である「天照大神」を御紹介します。その前にまずは「天の岩戸」の題材について。



天の岩戸(古事記/日本書紀)

天照大神(アマテラスオオミカミ)は弟神・素戔嗚尊(スサノオノミコト)の度重なる暴挙に怒り、天の岩戸に隠れ、天地は闇となりました。八百万の神々は困り果て相談した結果、岩戸の前で天児屋根命に祝詞を奉上させ神々は笛や太鼓を奏で、天宇受売命には踊り狂わせました。そして常世長鳴鳥を鳴かせて天照大神を誘い出そうとしました。すると天照大神は「外は闇であるはずであるのに、皆はなぜ楽しく騒いであるのか?」と思いました。そして少し岩戸を開けて御覧になった時、力持ちの天手力男神が岩戸を開いて天照大神を外へ出し、天地には光が再び戻ったと言う神話に基づきます。



彫物画廊 feat. 先代・新町 #.4 (彫物画廊通算 #.532)
   彫物題材:天照大神 / 大屋根懸魚正面