- 彫物画廊 feat. 先代・新町 #.5 -
- 2022/7/9 -






前回に引き続き「彫物画廊」と題して先代・新町の彫物を御紹介します。今回は大屋根懸魚後面の題材である「神功皇后 弓末で文字を刻む」を御紹介します。その前にまずは「神功皇后」の題材について。



神功皇后(古事記/日本書紀)

神功皇后(成務天皇40年−神功皇后69年4月17日)は第14代天皇:仲哀天皇の皇后。仲哀天皇9年2月、仲哀天皇が急死。同年3月25日、神功皇后は熊襲征伐を行い九州北部もヤマト王権の支配下になり全国制覇を完了。仲哀天皇9年4月、既に身ごもっていた神功皇后は胎内の皇子と共に朝鮮半島の新羅を攻め制圧、いわゆる三韓征伐である。その後、筑紫の宇瀰に戻って皇子(後の応神天皇)を産み大和に帰還した。神功皇后は仲哀天皇崩御から応神天皇即位まで70年間、摂政として君臨した。



彫物画廊 feat. 先代・新町 #.5 (彫物画廊通算 #.533)
   彫物題材:神功皇后 弓末で文字を刻む / 大屋根懸魚後面