- 彫物研究 feat. 戦前新調の幕板 #.1 -
- 2015/2/22 -






近年立派なやぐらが新調され、やぐらの中で一番メインの彫物と言える幕板も各町工夫を凝らしたエエ幕板が新調されています。一方で歴史あるやぐらが淘汰され、残念ながら解体されるやぐらもあると耳にします。そこで今回、「彫物研究」と題して2回にわたり合計14台56枚の「戦前新調の幕板」を御紹介します。まず今日は明治時代に新調されたやぐらの幕板を御紹介します。



山中渓(明治時代初期新調・彫師不明)














先代・岡田中組(明治25年/1892年新調・彫師:高松一門)














先代・童子畑(明治40年頃/1907年頃・彫師不明)














男里北組(明治時代末期・彫師不明)














PS.次回は大正時代前半の幕板を御紹介します。