- 彫物研究 feat. 新調やぐらの鬼板 -
- 2015/5/20 -






やぐらには魅力的な箇所が沢山あります。その中でも正面からの姿身はいわば【やぐらの顔】。近年新調したやぐらには特に"やぐらの顔"に格別のこだわりを施しています。そこで今回、「彫物研究」と題して今から11年前の平成16年に新調した岡田北組以降9台の"やぐらの顔"を4回に渡って御紹介しようと思います。

まず一回目の今回は正面からの「姿身」「鬼板」を御紹介しようと思います。特に鬼板に関しては大屋根正面の鬼板と私が一番お気に入りの一枚(当ブログのトップページを飾った一枚)を御紹介します。







岡田北組(平成16年新調・彫師:木彫工房筒井,木彫白井)











下出(平成20年新調・彫師:西澤大美師)











陸宮本(平成20年新調・彫師:木下彫刻工芸,木彫片山)











岡田中組(平成21年新調・彫師:野原湛水師)











男里南組(平成23年新調・彫師:木下彫刻工芸)











大西町(平成23年新調・彫師:木下彫刻工芸)











自然田上東組(平成25年新調・彫師:木彫山本)











和泉鳥取(平成25年新調・彫師:木彫片山,木彫前田工房)











岡田西組(平成26年新調・彫師:野原湛水師)











追伸。明日は「懸魚」を御紹介します。また全51台のやぐらの鬼板は以前、「週変わり!やぐらの写真集」にて御紹介済です。 → 当該ページへ