- 彫物研究 feat. 新調やぐらの柱巻 -
- 2015/5/23 -






近年新調したやぐらの【やぐらの顔】を御紹介する「彫物研究」、最終回の今回は「柱巻」を御紹介しようと思います。柱巻にはイカツイ「昇龍」「降龍」が彫られていますが残念ながら写真を撮影し辛い場所なんです。私も柱巻の写真を探していましたが中々エエ写真がなく…。

当初、左右の柱巻のみを御紹介する予定でしたが柱巻-小脇板-御簾掛-小脇板-柱巻と一連の様子も興味深かったのでソチラも一緒に御紹介します。







岡田北組(平成16年新調・彫師:木彫工房筒井,木彫白井)











下出(平成20年新調・彫師:西澤大美師)











陸宮本(平成20年新調・彫師:木下彫刻工芸,木彫片山)











岡田中組(平成21年新調・彫師:野原湛水師)











男里南組(平成23年新調・彫師:木下彫刻工芸)











大西町(平成23年新調・彫師:木下彫刻工芸)











自然田上東組(平成25年新調・彫師:木彫山本)











和泉鳥取(平成25年新調・彫師:木彫片山,木彫前田工房)











岡田西組(平成26年新調・彫師:野原湛水師)











追伸。4回に渡って御紹介しました【やぐらの顔】、いかがでしたか? 写真的には平成20年4月撮影の下出の写真から昨年8月撮影の岡田北組とこの約7年間でかなりエエ写真が撮れる様になった気がします。エエ写真と言うか、カメラがコンデジから一眼レフに変わったのが大きいかと…。それと回数を経験する事によって、やぐらのポイントも解ってきた気がします。

いつも書き込んでしますがやぐら51台の中でまだ撮影していないやぐらが多数…。是非とも御町のその勇姿を撮影する機会を頂戴できれば幸いに存じます。 m(__)m