- 彫物研究 feat. 先代・自然田東組の彫物 -
- 2016/2/7 -






私が毎日欠かさずチェックしているブログが板原村のだんじり会館、特にだんじりレポと題して各町のだんじりの彫物を詳しく紹介されています。当サイトでもやぐらの彫物図鑑と題して各町の彫物を御紹介していますがよくよく考えれば100枚超の写真を交えての彫物紹介。そこで板原村さんの様に少しコンパクトに紹介してみようと思い今回、「彫物研究」と題して去る1月24日(日)に撮影した先代・自然田東組の彫物を編集してみました。「やぐらの彫物図鑑」でも既に御紹介済なのですが今回は1枚の画像に数枚の写真をレイアウトした編集とし、22枚にまで整理しつつ先代・自然田東組の魅力を余すところなく御紹介してみました。



先代・自然田東組 (じねんだひがしぐみ・東鳥取五地区)
 ・新調:大正9年
 ・大工:大寅 若野寅太郎氏
 ・彫師:不明
 ・本幕:不明
 ・太鼓:太鼓正
 ・宮入:波太神社




▲ まずはやぐら本体の正面と後面。



▲ 次いで右面。



▲ そして左面。



▲ ココからは各箇所の彫物、まずはやぐらの顔とも言える鬼板三面。



▲ 次いで懸魚三面。



▲ いつも撮影に難儀する車板三面。



▲ ココからは大屋根正面、まずは桝組・欄間・そして小脇板。



▲ そして犬勾欄・板勾欄・縁葛。



▲ ココからは大屋根右面、まずは桝合。



▲ そしてやぐらのメインの彫物である幕板「信玄と謙信 龍虎相打つ」。



▲ 右面・左面の板勾欄と縁葛。犬勾欄は少し見えづらいかな?



▲ 大屋根左面、まずは桝合。



▲ そして幕板二面目「粟津合戦 木曾義仲勇戦」。



▲ 右面・左面の欄間、脇障子、そして駒。



▲ 大屋根八ヶ所の木鼻。



▲ ココかはら小屋根へ。まずは小屋根正面の桝合。



▲ そして小屋根右面の桝合。



▲ 幕板三面目、三国妖婦伝より「天竺の斑足王」。



▲ 右面・左面の欄間と板勾欄。



▲ 最後に左面、まずは桝合。



▲ 幕板四面目、「村上義光 錦の御旗奪還」。



▲ 最後に小屋根六ヶ所の木鼻。



いかがでしたか? 本家本元の板原村さんの様にうまく伝えれませんでしたがこれからも試行錯誤して今回の様なレイアウトでコンパクトにやぐらに宿る彫物を御紹介しようと思います。