- 彫物研究 feat. 市場の彫物 -
- 2016/4/3 -






昨今、彫物の魅力をコンパクトにレイアウトする「地車研究」がマイブームなんですが先代・自然田東組、自然田上東組に続く第3弾として市場の彫物を御紹介します。市場の彫物は既に「やぐらの彫物図鑑」にて御紹介済ですが改めて姿見を除く93枚の写真を22枚にまで整理しつつ市場の魅力を余すところなく御紹介してみました。



市場 (いちば・泉南市信達地区)
 ・新調:平成7年(同年9月16日入魂式)
 ・大工:川端建設
 ・彫師:木下彫刻工芸
 ・本幕:川島織物
 ・太鼓:太鼓正・浅野太鼓楽器店
 ・宮入:市場稲荷神社




▲ まずはやぐら本体の正面と後面。



▲ 次いで右面。



▲ そして左面。



▲ ココからは各箇所の彫物、まずはやぐらの顔とも言える鬼板三面。



▲ 次いで懸魚三面。



▲ 次いで車板三面。



▲ ココからは大屋根正面、まずは桝組・欄間・そして小脇板。



▲ そして犬勾欄・板勾欄・縁葛。



▲ ココからは大屋根右面、まずは桝合。



▲ そしてやぐらのメインの彫物である幕板「一ノ谷の合戦」。



▲ 右面・左面の板勾欄。



▲ 大屋根左面、まずは桝合。



▲ そして幕板二面目「生田の森 箙の梅梶原景季」。



▲ 右面・左面の欄間、脇障子、そして駒。



▲ 大屋根八ヶ所の木鼻。



▲ ココかはら小屋根へ。まずは小屋根桝合正面。



▲ そして小屋根右面の桝合。



▲ 幕板三面目「宇治川ノ合戦」。



▲ 上から欄間、板勾欄、縁葛、後ろ台場。



▲ 最後に左面、まずは桝合。



▲ 幕板四面目「奥州征伐」。



▲ 上から欄間、板勾欄、縁葛、後ろ台場。



▲ 小屋根六ヶ所の木鼻。



▲ やぐら全体にはさまざまな彫物が施されています。



▲ 最後に本幕。



いかがでしたか? ちなみに今回も元画像を1600x1200pixelで編集し、ペーパーベースでやぐらの彫物を編纂してみました。御希望の方には無償でPDFデータをお渡しします。管理人宛にメール下さい。