- 彫物研究 feat. 男里南組の彫物 -
- 2016/5/5 -






昨日も書き込みましたが新調入魂式から早くも5年の歳月を過ごした男里南組のやぐら。そこで今回、男里南組の彫物の魅力をコンパクトにレイアウトする「地車研究」を御紹介しようと思います。男里南組の彫物は既に「やぐらの彫物図鑑」にて御紹介済ですが改めて姿見を除く97枚の写真を24枚にまで整理しつつ市場の魅力を余すところなく御紹介してみました。



男里南組 (おのさとみなみぐみ・泉南市雄信達地区)
 ・新調:平成23年 (同年5月4日入魂式)
 ・大工:井上工務店
 ・彫師:木下彫刻工芸
 ・本幕:梶内だんじり
 ・太鼓:和田嘉兵衛師
 ・宮入:男神社




▲ まずはやぐら本体の正面と後面。



▲ 次いで右面。



▲ そして左面。



▲ ココからは各箇所の彫物、まずはやぐらの顔とも言える鬼板三面。



▲ 次いで懸魚三面。



▲ ココからは大屋根正面、まずは桝組・欄間・そして小脇板。



▲ 次いで大屋根正面桝合。



▲ そして犬勾欄・板勾欄。



▲ ココからは大屋根右面、まずは桝合。



▲ そしてやぐらのメインの彫物である幕板「本能寺の変」。



▲ 右面・左面の板勾欄。



▲ 大屋根左面、まずは桝合。



▲ そして幕板二面目「秀吉本陣 佐久間の乱入」。



▲ 大屋根後面桝合。



▲ 右面・左面の欄間、脇障子、そして駒。



▲ 大屋根六ヶ所の木鼻、後面の木鼻は残念ながら撮影できず…。



▲ ココかはら小屋根へ。まずは小屋根桝合正面。



▲ 続いて太鼓廻りと撥入れ。



▲ そして小屋根右面の桝合。



▲ 幕板三面目「木村重成単騎部下を救い出す」。



▲ 上から欄間、板勾欄、縁葛。



▲ 最後に小屋根左面、まずは桝合。



▲ 幕板四面目「真田幸村 徳川本陣討ち入」。



▲ 上から欄間、板勾欄、縁葛。



▲ 小屋根六ヶ所の木鼻。



▲ やぐら全体にはさまざまな彫物が施されています。



▲ 最後に本幕と泥幕。



いかがでしたか? ちなみに今回も元画像を1600x1200pixelで編集し、図録としてペーパーベースでやぐらの彫物を編纂してみました。御希望の方には無償でPDFデータをお渡しします。コチラからダウンロードしてください。 → 当該ページへ