- 彫物研究 feat. 大西町の彫物 -
- 2016/8/20 -






平成23年8月28日の大西町やぐら新調入魂式からまもなく5年の歳月が過ぎようとしています。明日は自然田東組やぐら新調入魂式を迎える今、少し早いですが大西町やぐら新調5周年記念に「彫物研究」と題して大西町の彫物の魅力をコンパクトにレイアウトしてみました。大西町の彫物は既に「やぐらの彫物図鑑」にて御紹介済ですが改めて姿見を除く97枚の写真を27枚にまで整理しつつ大西町の魅力を余すところなく御紹介してみました。



大西町 (おおにしちょう・尾崎地区)
 ・新調:平成23年(同年8月28日入魂式)
 ・大工:板谷工務店
 ・彫師:木下彫刻工芸
 ・本幕:梶内だんじり
 ・太鼓:不明
 ・宮入:波太神社




▲ まずはやぐら本体の正面と後面。



▲ 次いで右面。



▲ そして左面。



▲ ココからは各箇所の彫物、まずはやぐらの顔とも言える鬼板三面。



▲ 次いで懸魚三面。



▲ ココからは大屋根正面、まずは桝組・欄間・そして小脇板。



▲ 次いで大屋根正面桝合・犬勾欄・板勾欄。



▲ ココからは大屋根右面、まずは桝合。



▲ そしてやぐらのメインの彫物である幕板「千鳥の香炉盗り」。



▲ 右面・左面の板勾欄・縁葛。



▲ 大屋根左面に移ります。まずは桝合。



▲ そして幕板二面目「山崎の合戦」。



▲ 右面・左面の欄間、脇障子物見、そして駒。



▲ 大屋根六ヶ所の木鼻、後面の木鼻は残念ながら撮影できず…。



▲ ココかはら小屋根へ、まずは小屋根桝合正面。



▲ 次いで小屋根太鼓廻り、地元伝承記より「エビノの蜘蛛」。



▲ そして小屋根右面の桝合。



▲ 幕板三面目「真田幸村 勇戦」。



▲ 上から欄間、勾欄合。



▲ 最後に小屋根左面、まずは桝合。



▲ 幕板四面目「後藤又兵衛 勇戦」。



▲ 上から欄間、勾欄合。



▲ 小屋根六ヶ所の木鼻。



▲ やぐら全体にはさまざまな彫物が施されています。



▲ 細かいところにもこだわり満載。



▲ 梶台にも大西町の意匠が施されています。



▲ 最後に本幕と泥幕。



いかがでしたか? ちなみに今回も元画像を1600x1200pixelで編集し、図録としてペーパーベースでやぐらの彫物を編纂してみました。御希望の方には無償でPDFデータをお渡しします。コチラからダウンロードしてください。 → 当該ページへ