- 彫物研究 feat. 和泉鳥取の彫物 -
- 2017/2/19 -






私が毎日欠かさずチェックしているブログが板原村のだんじり会館、特にだんじりレポと題して各町のだんじりの彫物を詳しく紹介されています。当サイトでも「やぐらの彫物図鑑」と題して各町の彫物を御紹介していますがよくよく考えれば100枚超の写真を交えての彫物紹介。そこで板原村さんの様に少しコンパクトに紹介してみようと思い今回、「彫物研究」と題して平成25年9月23日(日)に撮影した和泉鳥取の彫物を編集してみました。和泉鳥取の彫物は既に「やぐらの彫物図鑑」にて御紹介済ですが改めて姿見を除く111枚の写真を29枚にまで整理しつつ和泉鳥取の魅力を余すところなく御紹介してみました。



和泉鳥取 (いずみとっとり・東鳥取五地区)
 ・新調:平成25年 (同年9月8日入魂式)
 ・大工:金剛組
 ・彫師:木彫片山,木彫前田工房
 ・本幕:不明
 ・太鼓:浅野太鼓楽器店
 ・宮入:波太神社




▲ まずはやぐら本体の正面と後面。



▲ 次いで右平。



▲ そして左平。



▲ ココからは各箇所の彫物、まずはやぐらの顔とも言える鬼板三面。



▲ 次いで懸魚三面。



▲ ココからは大屋根正面、まずは桝組・欄間・そして小脇板。



▲ 続いて桝合「神武天皇御腰掛けの地」。



▲ 次いで勾欄合・犬勾欄・板勾欄。



▲ ココからは大屋根右面、まずは桝合「神功皇后 応神天皇を御平産す」。



▲ そしてやぐらのメインの彫物である幕板「賤ヶ岳合戦 加藤清正の勇戦」。



▲ 右面・左面の板勾欄・縁葛。



▲ 大屋根左面に移ります。まずは桝合「天湯河板挙命の白鳥捕獲伝説」。



▲ そして幕板二面目「福島市松正則の功名」。



▲ 大屋根後面の欄間、桝合、そして犬勾欄後面。



▲ 右面・左面の欄間、脇障子、そして駒。



▲ 大屋根八ヶ所の木鼻。



▲ 大屋根の最後は隅出と横槌。



▲ ココからは小屋根へ、まずは小屋根桝合正面と欄間。



▲ 次いで太鼓廻りと台木・妻台。



▲ ココからは小屋根右面、まずは桝合「雨乞い神事」。



▲ 幕板三面目「関ヶ原の合戦 桃配山」。



▲ 上から欄間、板勾欄、縁葛。



▲ 最後に小屋根左面に移ります。まずは桝合「琵琶岸懸,大鳥居」。



▲ 幕板四面目「関ヶ原の合戦 笹尾山」。



▲ 上から欄間、板勾欄、縁葛。



▲ 小屋根六ヶ所の木鼻。



▲ 小屋根の最後は隅出と横槌。



▲ 細かいところにもこだわり満載。



▲ 最後に本幕と纏。



いかがでしたか? ちなみに今回も元画像を1600x1200pixelで編集し、図録としてペーパーベースでやぐらの彫物を編纂してみました。御希望の方には無償でPDFデータをお渡しします。コチラからダウンロードしてください。 → 当該ページへ