- 彫物研究 feat. 宮沢巌師 -
- 2021/5/2 -
ちょっと調べたい事があって「大坂・浪花木彫史」を読んでると207頁の宮沢巌師の紹介記事に「昭和初期頃 阪南市箱作東やぐら(開正藤・生aとの合作」と掲載されてました。同時に「昭和初期頃 阪南市尾崎宮本やぐら(開生aとの合作)」と掲載されており先代箱作東のやぐらは大正12年/1923年新調、先代尾崎宮本町(現在は岡本)は昭和11年/1936年新調と時代もぴったり合致します。 昨年は祭がなくネタ切れなのでちょうどエエ機会だと思い「大坂・浪花木彫史」から読み解く過去の名匠を「彫物研究 PROFESSIONALIST SERIES」と題して御紹介しようと思います。まず第1回目として宮沢巌師を御紹介します。 |
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◆ 宮沢巌師 (生歿年不詳 堺近辺生まれ) 彫又一門、西川竹次郎の弟子で持田宗晟の弟弟子、高野山等で名作を残す。第二次世界大戦で四国の航空隊に入隊し戦死したと伝わる。 |
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◆ 淡輪連中やぐら (先代箱作東やぐら・大正12年新調・大工:不明) |
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… 「大坂・浪花木彫史」207頁参照。 |