- 彫物研究 feat. 開正藤師 -
- 2021/5/16 -






やぐらに携わる彫師を御紹介する企画「彫物研究 PROFESSIONALIST SERIES」、今回は開正藤師を御紹介しようと思います。前回、宮沢巌師を御紹介した際、先代・箱作東のやぐらは宮沢巌、開正藤師、開生a師との合作と御紹介しました。そこで今回は開正藤師を御紹介します。残念ながら「大坂・浪花木彫史」には開正藤師の紹介がなかったので他の書籍から色々調べてきました。



開正藤師 (明治5年−昭和18年 淡路生穂生まれ)

本名開藤太郎、二代目黒田正勝の弟子。岸和田市中町(大正11年新調)や岸和田市上町(昭和4年)のだんじり、淡路の太鼓台や社寺彫刻に携わる。



・大正11年−岸和田市・中町だんじり
・大正12年−淡輪連中やぐら(先代・箱作東やぐら)
・昭和4年−岸和田市・上町だんじり



淡輪連中やぐら (先代箱作東やぐら・大正12年新調・大工:不明)