- 地車研究 feat. 市場 -
- 2006/12/23 -






市場 (いちば・泉南市信達地区)
 ・新調:平成7年(同年9月16日入魂式)
 ・大工:川端建設
 ・彫師:木下彫刻工芸
 ・彫物:牛若丸と弁慶、神話物語等
 ・本幕:川島織物
 ・宮入:市場稲荷神社

◎ やぐらの歴史
三先代前のやぐらは現在のよぐらよりも大きかった様ですが、新調を希望する若者達が樫井皮に落として崩壊、彫物等は市が開かれ売却されたそうです。次いで先々代のやぐらは昭和24年頃新調(大工:大虎?、彫師:木下舜次郎氏)、しかし昭和49年の失火で消失。先代のやぐらは昭和56年に岬町上孝子より購入、平成7年の現やぐら新調の際に解体されました。

◎ 現在のやぐら
平成7年9月16日新調入魂式、大工:川端建設(川端三千雄氏)、彫刻:木下彫刻工芸(木下賢治氏)。構想から4年を経て新調したやぐらで、主に先々代のやぐらを踏襲。総欅(ケヤキ)造りでお金に糸目も付けずに新調したやぐら。提灯は正面に「市場」、屋根周りには「青年」。

◎ 曳行パターン
パレード:ところ曳き、泉南市パレード
宵宮:ところ曳き、信達パレード(大苗代,牧野と連合曳き)
本宮:ところ曳き、市場稲荷神社へ宮入

◎ その他の補足
市場のやぐらは市場稲荷神社へ宮入しますが、紀州街道から市場稲荷神社への道は狭いため、本幕を外し、縁障子をたたんで進みます。