- 地車研究 feat. 北野 -
- 2007/3/10 -






北野 (きたの・泉南市西信達地区)
 ・新調:平成12年(同年9月10日入魂式)
 ・大工:味園建設(山本義明氏)
 ・彫師:木下彫刻工芸(木下賢治氏)
 ・彫物:不明
 ・本幕:不明
 ・宮入:一丘神社

◎ やぐらの歴史
三先代前のやぐらは地元の大工によって新調、明治42年か43年頃に解体し、彫物は売却された。先々代のやぐらは大正4年頃に多奈川から購入、その後老朽化によって倒壊する。先代のやぐらは昭和9年か昭和12年に大工:小川光造氏,稲葉久吉氏、彫師:黒田一門、小屋根幕板,大屋根板勾欄は木下舜次郎氏によって新調され、現やぐら新調に際し岡田の活ョ工務店に売却(平成12年)、その後平成17年に金熊寺やぐら復活の際に金熊寺へ譲渡され、現在は金熊寺として曳かれてます(平成17年9月19日入魂式)。

◎ 現在のやぐら
平成12年9月10日新調入魂式、大工:味園建設(山本義明氏)、彫刻:木下彫刻工芸(木下賢治氏)。平成18年9月3日にコマ新調に伴う御祓いを実施。提灯は正面、屋根周りともに「北野」。

◎ 曳行パターン
パレード:ところ曳き、西信達パレード(りんくう南浜公園にて)
宵宮:ところ曳き、オークワ泉南店にて掛け合い(岡田3台,陸宮本,北野と連合曳き)
本宮:ところ曳き、一丘神社へ宮入

◎ その他の補足
西信達地区の他のやぐら(岡田3台,陸宮本)は里外神社へ宮入りしますが、北野だけは大苗代の一丘神社へ宮入りします。故にやぐらは岡田3台や陸宮本よりも若干大きく、大苗代に近い大きさとなってます。また御簾掛が木製と言うのも珍しく、一目置くべき点だと思います。

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クリックすると元のサイズで表示します 平成12年9月30日
ニュース泉南平成12年9月30日号には、北野やぐら新調の記事が掲載されてました。

クリックすると元のサイズで表示します 平成12年9月30日
上記写真のアップです。

クリックすると元のサイズで表示します 平成16年9月19日
岡田北組やぐら新調を祝い、北野のやぐらも里外神社から南海電鉄の踏み切り手前まで祝賀曳行に参加しました。

クリックすると元のサイズで表示します 平成16年11月21日
先代やぐらは、活ョ工務店から金熊寺へ搬出されました。

クリックすると元のサイズで表示します 平成17年9月19日
先代やぐらは、金熊寺として入魂式が行われました。

クリックすると元のサイズで表示します 平成18年9月3日
コマ新調記念御祓いと試験曳きが行われました。