- 地車研究 feat. 男里南組 -
- 2007/3/21 -
● 男里南組
(おのさとみなみぐみ・泉南市雄信達地区) ・新調:昭和10年頃 ・大工:有岡製作所 ・彫師:美濃村松雲氏 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照 ・本幕:三越百貨店 ・宮入:男神社 ◎ やぐらの歴史 先々代のやぐらの詳細は不明で、売却されたとの事。先代やぐらは明治15年10月大工:大寅、彫物:堺の山口久吉氏によって新調、現在このやぐらは解体し一部保存されている。 ◎ 現在のやぐら 昭和10年頃に大工:有岡製作所、彫師:美濃村松雲氏によって鳥取中のやぐらとして新調されたやぐらで、平成9年10月5日日曜日に鳥取中より譲渡される。提灯は「南」。 ◎ 彫物図柄解説 【主題】 ・三国志 【大屋根廻り】 ・鬼板 − 獅噛み ・飾目 − 親子唐獅子 ・小脇板 − 右:蝦蟇仙人、 左:鉄拐仙人 ・幕板 − 右:?、 左:天竺の班足王 ・犬勾欄 − 唐獅子 【小屋根廻り】 ・鬼板 − 獅噛み ・懸魚 − 宝珠を掴む青龍 ◎ 曳行パターン パレード:ところ曳き、男里北組,男里南組,朝日町連合曳き、泉南市パレード 宵宮:ところ曳き、雄信達パレード(男里北組,男里南組,幡代,馬場と連合曳き) 本宮:ところ曳き、男神社へ宮入 … 平成8年まで 平成8年まで鳥取中のやぐらとして曳行されてました。 平成6年8月21日 関西国際空港開港記念の1万人の大見学会のイベントで、堺以南9市4町の郷土芸能が披露され阪南市代表として鳥取中の先代のやぐらが参加しました。 平成9年10月5日 鳥取中から男里南組へ曳き入れ譲渡されました。 平成16年10月8日 男里やぐら復興30周年記念曳行として、宵宮の前日にやぐらが曳かれました。 平成17年10月2日 男里北組,男里南組,朝日町やぐら連合曳きに、この年のみ濱中講のやぐらも参加しました。 |