- 地車研究 feat. 堂組 -
- 2007/5/23 -






堂組 (どうぐみ・岬町淡輪地区)
 ・新調:大正3年以前
 ・大工:不明
 ・彫師:不明
 ・彫物:下記「彫物図柄解説」参照
 ・本幕:不明
 ・宮入:船守神社

◎ 現在のやぐら
大正3年以前に新調されたとの情報のみで、大工,彫師ともに不明。提灯は正面に「御神燈」、屋根周りには赤地に白文字で「堂組」。

◎ 彫物図柄解説
【大屋根廻り】
・飾目 − 正面:獅噛み、 背面:麒麟
・懸魚 − 翔鶴
・車板 − 牡丹に唐獅子
・枡合 − 右:玄徳 的廬躍らせて檀渓を跳ぶ、 左:曹洪 曹操を扶け大河を越す
・虹梁 − 雲海
・柱巻 − 右:昇り龍、 左:降り龍
・幕板 − 右:張飛翼徳、 左:関羽雲長
・板勾欄 − 波濤
・本幕 − 正面:堂組の文字、 左:雲に龍
【小屋根廻り】
・飾目 − 堂の文字

◎ 曳行パターン
宵宮:ところ曳き、船守神社へ宮入
本宮:ところ曳き、淡輪漁港、船守神社へ宮入