- 地車研究 feat. 淡輪連中 -
- 2007/6/9 -

● 淡輪連中 （たんのわれんちゅう・岬町淡輪地区） 　・新調：大正時代以前 　・大工：不明 　・彫師：不明 　・彫物：下記「彫物図柄解説」参照 　・本幕：不明 　・宮入：船守神社 ◎ 現在のやぐら 大正時代以前に西鳥取上組のやぐらとして新調されたとの情報のみで、大工,彫師ともに不明。平成6年の西鳥取上組やぐら新調を期に地元の個人に売却、その後平成10年7月12日に淡輪連中へ譲渡され、同日船守神社にて入魂式を行いました。平成16年には本幕を新調。提灯は正面に「御神燈」、屋根周りには赤地に白文字で「淡輪連中」。 ◎ 彫物図柄解説 【大屋根廻り】 ・鬼板　−　獅噛み ・懸魚　−　正面：雲に鶴 ・虹梁　−　雲海 ・犬勾欄　−　波濤 ・板勾欄　−　波濤 ・縁葛　−　波濤に玄武 【小屋根廻り】 ・鬼板　−　獅噛み ・懸魚　−　鷲の猿掴み ・虹梁　−　雲海 ・縁葛　−　波濤 【本幕】 ・本幕　−　正面：鳳凰に淡連の文字、　右：竹に虎、　左：雲に龍 ◎ 曳行パターン 宵宮：ところ曳き、船守神社へ宮入 本宮：ところ曳き、淡輪漁港、船守神社へ宮入 　　　… 　平成5年10月9日 西鳥取上組として、最後の曳行です。